004(Mさん) 赤ちゃんの飲み方に上手下手がある!
 殆んどのお母さんは、「赤ちゃんは、生まれてくるとおっぱいを上手に飲む」と思っています。ところが、どの赤ちゃんも同じように飲んでいるように見えますが、飲み方の上手な子もいれば下手な子もいるのです。  私は助産師をしていますが、自分が母乳育児をするまで飲み方の上手、下手をあまり意識した事はありませんでした。でもおっぱいルームで、飲み方の上手な子、下手な子がいる事、その飲み方ひとつで乳腺炎などのトラブルや母乳分泌に影響を与える事を学びました。そして、私の3人の子で飲み方の上手・下手を体験できたのです。 ●上手な飲み方  まず上手に飲まれた時ですが、どれだけ力強く吸われても痛くありません。乳輪より舌を巻きつけてしっかり吸ってくれると、おっぱいの奥のほうからグイグイ吸われている感じがし、お乳も湧いてきます。どんな感じで湧いてくるかというと、おっぱい全体がじわーっと温かくなるような感じがした後、バーンと張ってきます。ページをめくる