005(Nさん) 「おいしいおっぱい」と判定をうけて
 「チョコレート、ひと粒くらいなら大丈夫…」 「このケーキ1個くらいならいいってば…」私の中で悪魔がささやきます。しかも度々…。  私がおっぱいルームに通うようになったのは、主人のお姉さんに「新しい、おいしいおっぱいをあげた方がいいのよ。」と勧められたのがきっかけでした。私の場合、特に量が足りないようでもなく、大きなトラブルもなんとか凌いでいたのもあって、ほんの軽い気持ちで、勧められたから行ったような感じでした。 しかし、そこで私は衝撃を受けることになったのです。  「飲んでいればそれでいいわけじゃない」と言われ、かわいい我が子のちっちゃなおちょぼ口を大きく広げられ、窒息しそうなほどおっぱいを詰め込まれました。(その時はそんな気持ちになったくらい、わが子の口はおちょぼ口でした。今では大きな口を開けるのは、当たり前のことです。これも教育だと思いました)  カルチャーショックを受けている私に追い討ちをかけるように言われたのは、「アトピーかもしれないね。」という思いもよらない言葉でした。確かに、1週間ほど前から湿疹がひどくなっていたのですが(全身に広がり、かゆさでもだえていました)、皮膚科へ行っても、小児科へ行っても、「まだ3ヶ月の月齢では何とも言えない。」とページをめくる