ということがわかる。この頃から福井おっぱいルームに通い始め、食事療法開始。母親自身で湿疹の原因となる食物の犯人を見つけられるよう、食物日誌の記入方法と食事内容についての指導を受ける。まずは、食事から卵、牛乳、小麦、大豆を完全除去。朝昼晩同じメニューで和食の3日回転食を開始する。(ウォーミングアップ食事)開始直後、一時引いたが、再び悪化。頭も脂漏で黄汁が止まらない状態で磯の匂いがし始める。髪の毛が生えてもすぐに抜け落ちていた。体も顔から足先まで全身がカサカサ。耳下のあご付近は、黄汁が止まらず、皮膚がすりむけツルツル、膝は、まるで象の足のように固く皮膚が分厚くなっていた。顔もはれあがり、かゆみも増していったのか、腕を縛り付けないと夜も寝ず、お風呂もかゆがってかゆがって、手が付けられない状態の日々が続く。外出時には、服の周りにはガーゼを巻きつけるものの、黄汁でべったりするため、一日に何十枚もガーゼを使用するほどに。ベビーカーやシーツも頭をこすり付ける為、血や、黄汁でドロドロに。  ●生後4ヶ月頃  食事療法を開始し1ヶ月が過ぎた頃、湿疹はなかなか引かず、米を低アレルギー米にし、魚の摂取もやめるよう指導を受ける。摂取をやめたところ体の湿疹が引きはじめ、ひとつもどる
顔も汁が出ることが少なくなり夜も比較的寝るようになってきた。ここで、米・魚も原因の一つということが判る。米のアレルギーは信じ難かったが結果として出てしまった。しかし、まだまだ、かゆみもあり、体は赤く、足もカサカサ。目の周りは腫れて黄汁が出ていた。後頭部や耳の後ろには汁が固まり常にカサブタが出来ていた。顔や、体は、出たり引いたりの波もあり、後頭部の汁と、目の腫れ、耳切れなどはまだまだ見受けられた。 ●生後5ヶ月頃  一日米2合とイモ類に大量の野菜と海藻を3日回転を続けていくうちに出たり引いたりを繰り返しながら、徐々に頬や体はよくなってはいくが、目の周りと後頭部が一向によくならず、これもまた米と同様に信じたくはないが海藻と野菜の中の何かにあたっていることを確信する。  ●生後6ヶ月頃  米・海藻・野菜の質と量に着目しながら、回転食を続け、ページをめくる