じ、息が浅くなり動悸がしてきます。そして母親として充分出来ていないと感じ、ひどい罪悪感が常に存在している苦しい状態になります。「このままでは長生きできない」とよく感じました。  (3)肉類やその加工品、魚介類  これも少量であれば全く問題はありません。甘い物を多量に食べることが怖くなったため、ある日ウインナー(自然食品)を一気に食べた事がありました。するとこれも弊害がありました。食べた翌日は体が動かないのです。何もする気が起こりません。「やる気」がなくなるのです。家事をしていてもダラダラと進まず「あ〜しんど」、新しいことをするのに「面倒くさ」、子供達に本を読んでいても直ぐに眠気が襲い、子供達を放って眠ってしまう有様でした。   実はこのような症状は以前からありました。「症状」というより「性格」と「体質」だと捉えていました。私の生まれ育った家庭は肉や魚、卵、乳製品などをよく食べる家庭でした。親は「これを食べないと体に力が出ない」といい、蛋白質は最も大切な栄養源として価値付けられていました。そして実際よく食べましたが、その頃の私は睡ひとつもどる
写真;子どもの脳のために安全な果物・野菜を選んでね!眠時間をかなり多く必要としていました。それに比べるとベジタリアン時代は実に短時間の睡眠ですっきりと目覚めることができ、体も軽くいつも「やる気」が湧いてくるようでした。息子のアレルギーをきっかけにベジタリアンを経験したことによって、いかに今まで不必要な肉や魚介類を食べてきたか理解できました。蛋白質は消化することそのものにエネルギーを必要とするようで、「力をもらう」というより逆に「力を消費される」というイメージが強くなりました。本当に必要な蛋白質は少量なのだと思います。   以上、食品別に体感した事柄です。大まかですが食品によって現れる症状の傾向に違いがあると感じられました。以上の事柄に気付いてからは、どんなに決心してもやめられなかった「衝動買い」から足を洗えています。もう嫌!こりごりだ!と心底思ったからです。その食物を食べて酔いしれているたった数分のために失うものが余りにも大き過ぎます。過食の報いとしてやって来る翌日の辛さは耐えページをめくる