から私にとって「小麦」は一番危険な素材のようです。食べている時やその直後は返って気持ちは穏やかでいられますが、その1~2日後に精神症状が現れます。それは食べているときの至福感とは対照的で不幸のどん底にいるような精神状態です。まるで「幸せの前借」をしているようでした。ちょっとしたことで被害的思考回路になり、クヨクヨと愚痴を言い続け、ひどいと泣き出してしまいます。子供が思うようにならないとすぐにキレて怒り、子どもに完璧な姿を求めます。それはほとんど「言いがかり」の時もあります。まとわりつく子供が疎ましく、子どものペースで物事を運ぶのがとても困難になり、自分のペースで一気に仕事をしてしまいたい衝動に駆られ行動します。  この子達がいるから母親として働ける、という日々の喜びと感謝の気持ちも吹っ飛んで、一人で暮らしたい!育児から逃げたい!という気持ちになります。後で激しく後悔する事が目に見えているのにどうしても自制出来ずコントロールが全く不可であることが本当に恐ろしく、その間の苦悩は耐え難く非常に辛いものです。  症状の程度は食べた「量」にほぼ比例します。ごく少量なら影響はなく、ある程度食べたのなら細かい事でイライラしますが自制不可というほどにはなりません。大量に食べた場合、前述したように最もひどい状態になります。ひとつもどる
 その後量を調整していれば大丈夫かと考え三日連続で小麦系の菓子を食べましたが、四日目、大食した時と同様の鬱とイライラに見舞われました。症状が消えるのも二~三日かかり、その現れ方、消え方は単発で食べた時より緩徐でした。  (2)コーヒー  若い頃からリラックスや精神統一の手段として一日に何杯も飲んできました。最近では、飲む間隔が数日空いていれば問題ありませんが毎日となると心臓に負担がかかってきて胸が苦しくなってきます。飲んでいる時や直後はいいのですが、時間の経過と共にその効果は薄れ段々イライラしてきます。そして落ち着くために再びコーヒーを飲む、という悪循環を招きます。一日何杯にもなると常に胸が何となく痛み、苦しくなります。精神的には焦燥感に駆られている状態で「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!」と出来ていないことが次々と押し寄せてきて何かに追い立てられているように感写真;日本人になじんでいる コーヒーですが・・・ページをめくる