017(Oさん) かせないためのアトピー ニコニコバンド作成のいきさつ
●息子はアトピーか?  私と現在4才になる息子がおっぱいルームを訪れたのは、彼が生後3ヵ月の頃。1ヶ月半くらいから出た発疹が皮膚科の薬で悪化。アトピーを疑い、手探りで食べ物を見直そうとし始めてすぐ、運良く福井先生のおっぱいルームにたどり着くことができました。 息子の状態は、その頃には関節の内側や口、目のまわり、耳の付け根を中心に湿疹は全身に広がり、ジクジクと赤く痛々しい肌をし、顔の表情も常につらそうな、悲しそうなものでした。  その頃の私は、「自分の子がアトピーだなんて!あのアトピーだなんて…!」と、現実を受け入れ難い心境でした。何からどうすればこの状態が改善されるのだろう、という先の見えない不安で頭が混乱し、正に藁をも掴む状態で駆け込んだのを憶えています。  妊娠中から、「子供が産まれたらこんな服を着せて、こんなおもちゃを買ってやり、3ヵ月くらいしたらベビーカーで買い物にも出掛けられるだろう…」などと新しい生活をあれこれと思い描いていたものです。そんな夢はもう叶えられないのでしょうか。しかし、そんなことに落ち込んでいる間もないくらい、アトピーっ子の子育ては忙しいものでした。ページをめくる