買おうということになりました。 　「息子がある程度ものごとがわかって、やみくもに手を出さなくなったらもとの座卓スタイルに戻そう」と頭にあったので、あまり値段が高くなく・デザインもシンプル・価格もお手ごろな、誰もがたぶん知っている「無印良品」の商品にしました。その会社の名前のイメージからそんなに悪い商品は作らない気がしていましたし、ホルムアルデヒドに注意しているといった記述がカタログのなかにあったからです。でもやはりホルムアルデヒドのことは気になったので商品が到着して丸一日くらいは外で日光に当てました。購入した商品はブナ材を使用したテーブルとイスでしたが、あわせて5万円くらいのもので、合板でできたものでした。 ●娘にアトピー症状が出現 　こうしてテーブルとイスを使い始めてしばらくすると、娘の目のまわりが赤くなって乾燥して、かさついているのが気になるようになりました。背中もちょっとざらついた感じでかゆいようです。でもその原因が新しい家具だとはしばらく気づきませんでした。病院に行って血液検査をしたところ「ダストアレルギー」であることはわかりましたが、自宅以外のほこりっぽい場所でも症状が悪化するわひとつもどる
けでもなく、何か他にも原因があるように思い、まずは食べ物を疑ってみました。でも牛乳、卵は普段から食べておらず、小麦も週末にしかとらないようにしていましたし、大豆製品を与えて症状が悪化しているようでもありません。何かもっと特殊なものかと思い、ちょうどそのころお土産にもらったカシュナッツを娘が気に入り、日に1、2個食べるのを楽しみにしていたので、「もしかして」と思い、それも泣く泣くやめさせましたが、特に症状に変化はみられません。他にもいろいろ考えて思いつくものを食べるのを控えたりして様子をみましたが、どうも食べ物ではないような気がしてきました。 　再度よく観察してみると、朝起きてきたときは目の周りはさほど赤くなく、起きてしばらくすると徐々に赤くなり、幼稚園から帰ってくるときはかなりましで、帰ってくるとまた目の周りの赤いのがひどくなるようです。そうなると家の中になにかアレルゲンがあると思い始め、やっと新しく購入したダイニングセットのことが頭に浮かびました。そのことを夫に言うと、可能写真；ボクも化学物質に弱いんだ～ページをめくる