性はあるということで試しにダイニングセットをベランダに出してみたところ、いくぶん目の周りの赤みがましになったような気がしました。結局そのダイニングセットはそれが原因とは断言できないまでも、可能性は高いということで手放すことにしました。でもそれからすぐに娘の症状がよくなったかというとそうではありませんでした。  今になって思うと、おそらくそのダイニングセットが原因で娘のアレルギー反応にスイッチがはいったのでしょう。化学物質に反応しているのではと気づいてから注意して観察すると、夫と同じように本の印刷に反応するのか、本屋や新築や改装した場所などに行くと、そこで使われた塗料や接着剤等の化学物質で、目のまわりが赤くなったり咳が少し出たりとアレルギー反応が見られました。  その後、ダイニングセットを手放してから二ヶ月ほどであまり顕著に目の周りが赤くなることはなくなり、先日本屋に行ったときも特に変化はみられなかったので少し安堵しているのですが、それでもなんとなく目の周りは少し普通の肌質とは違う感じだし、背中や肩の皮膚もあれているので、引き続き注意をしていかなければならないと思っています。  ひとつもどる
●娘から改めて  学んだこと  今回の件で、改めて身の回りに蔓延している化学物質について意識させられました。私たち夫婦は家具で化学物質過敏症の症状が出ることは知識としてあったのにもかかわらず、購入した家具を疑ってみるに至るまでしばらくかかり、娘の症状がある程度治まるまでの数ヶ月の間、娘に不安定な気持ちにさせてしまったことが悔やまれます。何せ私たちにたびたび顔をじっと見つめられ「赤くなった」と言われたり、本屋などで症状がひどくなったときは早々に退散させられたりと、決して良い気分ではなかったと思います。でも場合によっては原因が家具だと気づかずに、体調がすぐれないことが続いている人もいるでしょうから、気づけただけでも良かったと思っています。  またうちは現在賃貸住宅に住んで 高い高い住宅購入なのに、 子どもに不健康を与えないで! 健康住宅に興味を持って!!施行例食材住宅・家具の提案のページへ
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