022(Tさん) 子どもの五感をそだてるおっぱいルームの外装リフォームについて
 福井母乳育児相談室のリフォームを工務店の社員として、震災後のH7年に担当しました。自然素材をふんだんに使ったリフォームでした。(現在は独立)  当時からの知り合いに、自然素材を使った家づくりの素晴らしさを話していたのですが、家の中をなかなか見てもらえるチャンスが作れませんでした。一般的なタイル張りの外壁はリフォームしていませんでしたので、自然素材の醍醐味のイメージが外からはわかりません。もちろん、おっぱいルームを訪れるお母さんたちにもです。  少し雨戸に貼られた杉材は朽ち果てていました。なんかこれでは知らない人にいいイメージが残らないと思い、「定期的な外壁工事をするときに、外装のデザインを自然素材にあふれ、本物を感じる外観に変えませんか?」と、思い切って提案してみました。   デザイン内容をお話しますと: デザインは少し斜めに張り出した梁でインパクトを出して、後は建物の形状を触らないようにしました。    まず正面の外壁は左官で白セメントと寒すい石で仕上げました。白は汚れるから嫌がられましたが、強行にも押しページをめくる