ます。しかしアレルギー症状を起こしている時は、親の勘と申しましょうか、本当の息子の姿ではない、何か違ったものに支配されて振り回されてしまっている、とピンと感じるのです。   子供がぐずるとき、世間一般では「ただ眠くてぐずっているだけ」、「子供ってそんなもの」、「機嫌が悪くて急にきかん坊になる時もある」、と片付けられてしまっている場合が多いのではないでしょうか。  一歩進んで「何か食事に関係があるかも」と気付いても、何が原因か思い当たるものが複数あって結局原因を特定できない、という場合も多いと思います。そして同じような症状を繰り返す間、何だろうというモヤモヤした思いを持ちながら時が過ぎ、いつのまにか子の成長と共に症状が緩和していった…という場合も多いと思います。   実際、第一子である娘の時にも息子のような状態がありました。今思えば娘もパン(強力粉と卵)によるアレルギーを起こしていたのだろうと思います。  無添加・有機の自然食品を選び、甘いものを制限するなどそれなりに節度ある食事を心がけていたつもりでしたが、激しいぐずり、頻繁な夜泣き、手に負えない状態が日常的ひとつもどる
写真;安定した子どもの心は 安全な食事からだって!と申しましょうか、本当の息子の姿ではない、何か違ったものに支配されて振り回されてしまっている、とピンと感じるのです。   子供がぐずるとき、世間一般では「ただ眠くてぐずっているだけ」、「子供ってそんなもの」、「機嫌が悪くて急にきかん坊になる時もある」、と片付けられてしまっている場合が多いのではないでしょうか。  一歩進んで「何か食事に関係があるかも」と気付いても、何が原因か思い当たるものが複数あって結局原因を特定できない、という場合も多いと思います。そして同じような症状を繰り返す間、何だろうというモヤモヤした思いを持ちながら時が過ぎ、いつのまにか子の成長と共に症状が緩和していった…という場合も多いと思います。   実際、第一子である娘の時にも息子のような状態がありました。今思えば娘もパン(強力粉と卵)によるアレルギーを起こしていたのだろうと思います。  無添加・有機の自然食品を選び、甘いものを制限するなどそれなりに節度ある食事を心がけていたつもりでしたが、激しいぐずり、頻繁な夜泣き、手に負えない状態が日常的にありました。息子ほどではありませんが、湿疹や腹痛を出したこともあります。その時何となく「パンに関係するのかも…」と感じつつも、息子のように食事を徹底的に管理していたわけではなかったのでウヤムヤになっていました。  恥ずかしい話しですが、「娘と一緒に自分もパンを食べたい」という欲望もあって、現実逃避していた面もあります。それに加えて「子供だから感情の嵐に巻き込まれやすいのだ」という先入観が更に事実を見えなくしていました。  息子を観察する日々の積み重ねのお陰で冷静な観察力と判断力を身に付けることができたと思います。そして、過去と現在の娘のアレルギー症状にも目を向けることができ、娘もアレルゲン除去に至ることが出来ました。   もしも、息子のアレルギー症状が皮膚には現れず、脳のアレルギー症状だけだったら、私は気付いてやれただろうか…と想像すると、ぞっとします。こういった問題をアレページをめくる