た。実際、うわ物だけならそうハウスメーカーと変わらない金額で建てられていると思います。でも、まったくフル装備ではありませんが……。  家を建てる話し合いでびっくりしたのが、自然素材の住宅と謳っていても、無垢の木を使っていても、防腐・防カビのため薬に浸してから建築現場に持ってこられる場合もあるそうです。そして、外国産は普通薬剤処理してあるそうです。だから、無垢の木の住宅ですと言っている工務店など多いのですが、普通はそういった薬剤処理された木を使っている場合もあるので、しっかりとした目を持たないとだまされてしまいます。  ●11月末に入居してみて  コストダウンのため、ドア無し・間仕切りが少ない家で、壁もシンプルに和紙だけ、木も杉を使うとコストダウンになるということで使いました。「やっぱり本物だらけなので、コストダウンといいつつも高級感があるよ~」と主人も喜んでいます。  そして、今本当に寒い冬ですが、木の家は隙間風で寒いのではないかと覚悟していましたが、しっかりと断熱材を入れてもらっているおかげか思いのほか暖かで快適です。それから、蓄熱式の床暖房は本当に最高です。来る人はみな、ひとつもどる
写真;食材住宅に自然材の おもちゃ。気持ちいいよ!「今、何も暖めてないの?あったかいね」と喜んでくれます。  自然素材の無垢の木は傷つきやすく毎日ドキドキしていました。しかも、小さな男の子が二人もいます。毎日、「物を落とすな、大事に扱え」と怒っていますが、子供だけでなく今まで通り何も考えずに動いていると、大人もどんどんと色々な所にぶち当たっていたりして、今まで何と乱雑に動いて物を適当に扱っていたのかと反省させられ、これからはもっと物を大事に長く使わなければ…と考えるいい機会になりました。  家はまだ出来上がったという状態ではありません。外構はただ回りにフェンスを張って土を入れただけです。フル装備ではない分、これから徐々に自分たちの手で作り上げていこうと思います。コンパクトな家なので庭は広いです!子供は「ここに畑を作って野菜を育てるぞ!」と張り切っています。  家を作るにあたって、夫婦で一番共通していたことは「予算の限りで、少しでもこれからの地球に優しい、ページをめくる