も多いと思います。  また、健康住宅を取り扱っている場合も多いですが、結局は中途半端なものや、費用も高額であることが多いと思います。  考えてみてください。大手のハウスメーカーや工務店は派手なCMで宣伝し、営業マンをたくさん抱えていますよね。これらの費用は全部、私達が支払う建築費用の一部になっているのですよ。本来なら一番お金をかけるべき住宅の材料(特に壁に埋もれた目に見えない部分はどうなっているか分からない)や間取り等の設計はかなり質を落とさざるを得ない(質を上げると価格が高くなる)のが現状だと思います。   こういったことを考えると、大手ではないが、健康住宅に精通した小回りの利く設計士や工務店で建てると、間取りもこだわったものができ、かつ、費用もそれなりに抑えることができます。でも、健康住宅に精通した設計士や工務店を探すのは少し大変ですが…(私の場合は、福井母乳育児相談室経由でいい設計士や工務店に巡り合いましたが)。   建てる際の話しはこれぐらいにして、住んでみて最初の感想は、木のいい匂いが心地よく、気持ち良かったというひとつもどる
ことです。最近慣れてしまってあまり感じませんが、5年経った今でも、来客者からは木のいい匂いがするということを言われたりしますし、外出先から帰りますと子供達は木の匂いを感じるそうです(子供達にとって木のいい匂い=我が家の匂いになっているみたい)。  さらに、“自然素材の中で暮らすと子供の精神面にも影響を与える”とも言われたりしますよね。自宅にいながら森林浴をしているような環境なわけですから、確実に子供達の五感は養われていると思います(実際、中二の長男は素材や触覚等、自分が体感して得られた感覚をとても重視しています)。  また、もともと好きだったこともありますが、健康住宅を通じて一から物作りをすることの楽しさを知ってしまったお陰で、日曜大工でいろんな家具(もちろん無垢材を使って)を作ったり、庭で無農薬野菜を作ったり(しかも、玄米を精米した米ヌカからEMぼかしをつくり、さらに生ゴミとEMぼかしを使って堆肥を作ったり)と、健康住宅をきっかけにして自分の視写真;収穫の喜びも満喫のきょうだいページをめくる