そして第2子を妊娠、出産となりました。今度は妊娠中より福井先生のフォローがあり、もちろん産後ゴクゴクのんでくれると信じて疑いませんでした。完全母乳を宣言し、出産した病院のスタッフも協力してくれました。だけど、乳首をくわえさせると、飛び上がるほど痛みが伴う、なんだか赤くなっている。「授乳ってこんなに痛みがあるものだったっけ?」おっぱいをほしがる息子を前に自分の気持ちが離れていきそうになりました。退院の日そのまま福井先生のところへ向かったのです。授乳指導をうけ「大丈夫。痛くないようにしてあげるから」という言葉に救われ、気持ちを切り替えて望みました。マッサージで乳首が柔らかくなったのと、息子のおっぱいのくわえ方で痛みが激減したのは驚きでした。あの言葉をかけてもらえてなかったら、「先生、おっぱいもういいわ。(粉ミルクでいい。)」と言葉にするつもりでした。とにかく待ったなしの授乳時間間隔から逃げ出したかったのです。3日後息子は舌小帯短縮症の処置をうけました。私の乳首が大きいのも息子がくわえにひとつもどる
くい原因でしたが、それ以後痛みはほとんど無くなったのです。  母乳もそこそこでるようになりました。笑うようになった息子をまえに「そんなにおっぱいくわえてても、もう出えへんよ。もうちょっと出るまで待ってて」と笑って話しかけられるようになりました。そして、「似なくていいとこ、2人とも似てんねんな」と粉ミルクで育った夫と話したりとやっと、母乳育児を楽しめる心の余裕が出てきたと感じられるようになりました。  やっぱり人間は動物なんだと思うのです。長い歴史の中で受け継がれてきた命のリレーを考えるとき、安易に目先の合理性や科学の進歩にごまかされずに、次の世代へと受け継いでいかなければいけないと思っています。もちろん、文明が発達したことで救われる命もあるのですが、母と子が肌を通して触れあい、母乳 高い高い住宅購入なのに、 子どもに不健康を与えないで! 健康住宅に興味を持って!!施行例食材住宅・家具の提案のページへ
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