「食材住宅」「家具」の提案
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●パンフレット
「健康住宅」というより「食材住宅」の提案
〜安心安全な食材を選ぶあなたに〜
著/福井母乳育児相談室内“食材住宅”を考えるグループ
>>> パンフレットの内容を読む(PDF 約6.4MB)
平成6年にある月刊誌で知った佐藤清氏との出会いは、運命的と言えるほど私には衝撃的でした。
本当になんでもご存知の博識を持つ、学者のような建築士です。
アトピーの「ア」くらいしか社会的には認知されていなかった時代から、アトピーっ子の支援をしていたのに・・・ベビーダンスのベニヤ板の接着剤に使われ、ベビー服の消毒にも使われているホルムアルデヒドに注意するよう、大阪大学に在籍され市民運動をされていた植村振作先生から学び、仕事でも指導していたのに・・・住宅問題とは繋がっていませんでした。「住宅なんて、一個人の力で何とも出来ないもの」と思い込んでいました。
しかし、部屋から出る化学物質の室内環境汚染は、鼻、皮膚から入るため、体外に排泄しにくいため、赤ちゃんにとっては大変重要なことなのです。その重要事項を認識せず、アトピー問題に取り組んでいたことを恥ずかしく思ったのです。「無知は罪なり」と言われていますが、まさにそれでした。「この先生から何としても学びたい」との思いが強くなりました。
阪神大震災で被害を受けたおっぱいルームのリフォームの指揮を取ってもらうことで、実際の学びをすることにしました。そして、私のように無知では困るので、多くの人にも知らせようと広報活動もしました。十数回に及ぶ勉強会や200〜300人規模のセミナーを開催し、環境先進国ドイツも視察し、とうとうビデオや本にもまとめました。(残念ながら絶版ですが・・・)
今は、おっぱいルームの子どもたちのために、「食材住宅」を建てられるように支援しています。これからも、ブログを使って、佐藤先生からの情報をお知らせする予定です。
おっぱいルームの近くに住まれていて、アトピーっ子のために「食材住宅」を建てたい方はぜひ相談してください。
「食材住宅」が定着していないので、「健康住宅」という言葉を多く使うことがありますが、イコールと思ってください。Fさん他いろんな体験談を載せておきます。参考にしてください。
おっぱいルームの外装もH18年に健康素材に変更しました。日本の風土にあった「漆喰」を多用しました。左官コンテストで優勝経験のある、素晴らしい左官さんの技術を子どもたちに体験させ、教えたかったので依頼しました。本物の持つ力は本当に素晴らしいです。心が安らぎます。日本人の技量はすごいですよ。工務店からも感想をもらいました。