(←) 保育所にお迎えにきたお母さんと妹と弟の写真を、おっぱいルームで育った小学校1年生が撮りました
「子持ちの女性はよく休むから一緒に働きたくない」こんな言葉をよく耳にしませんか。私も病院時代いつも忙しい時に「保育所から、熱が出たのでお迎えに来てと言われたので帰ります」と言われ、うんざりした経験を持っています。たまになら、「あること、あること、仕方ないよね」で済ませるのですが、しょっちゅうとなると、「またぁ〜。健康管理ぐらいしてよ」と思ってしまいます。「彼女とは、悪いけど一緒に働きたくないよね」と同僚に言われると、思わず「そうね」とうなずいてしまいたくなるものです。
こんな体験から、安心して働けるために子どもを心も体も丈夫に育てたいと力を注いできました。
おっぱいルームには、教師、保育士、助産婦、看護師、OLなど仕事を持っているお母さんたちが数多く来られています。卒業生のほとんどが「休まなくて済むので信頼されています」と、育児休暇中の努力の成果に満足しています。体験談を書いてもらっています。
ぜひ育児休職を1年間か1年半しっかり取って、たっぷりとおっぱいを飲ませてあげて下さい。1年間か1年半休みを取ると、心にも余裕ができるので“待ちの子育て”つまり“向き合う子育て”が無理なくでき、自立を促す子育てを日頃から実践できるのです。たった1年間か1年半の余裕の子育てが、その後の子どもの人格形成に影響を与えることもあるのです。もちろんお母さんの子育てが2歳ころになるとうーんと楽になります。おっぱいルームで育てたお母さんたちの実感です。
お父さんの協力も大切ですので、よろしく! 「イクメン」お父さんが人気です。(育児に協力的なお父さんのことです。)「イケメン」お父さんより好評とのことです。
ごめんなさい。1年間の育児休職も取れないお母さんには「わたしは、ダメなのか」と思わせてしまったかもしれませんね。でも大丈夫です。産休明けから頑張ったお母さんもいます。諦めるのは早いと思います。踏んばりましょう。